グループワーク攻略!ゲームの役割や受かるポイントについて解説!

キャリマガ / 2017年10月26日 12時0分

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次の選考は「グループワーク」だけど、どのような予習をすればいいの?と迷っている就活生もいるかもしれませんね。そこで、グループワークを攻略するために知っておきたいゲームの役割や進め方、受かるポイントを解説していきます。

グループワークの種類とは

就職面接で行われる「グループワーク」とは、グループに分かれ、課題に沿って議論したあと、その結論をグループで協力して形にするものです。企業はその過程を観察し、性格や能力を見極め、選考の参考にしていきます。グループディスカッションは積極的な学生に有利な面がありますが、グループワークではそれぞれに役割があるため、積極性も大事ですが、それよりも協調性が求められると言えるでしょう。

グループワークには、「作業型」と「プレゼン型」の2種類があります。

作業型は、課題に沿ってグループで作業し、形となるものを制作するグループワークです。例えば、「○○製品の新しいゆるキャラを作りなさい」「情報カードを元に地図を完成させなさい」というような課題です。比較的短い時間で仕上げなければならないことが多く、作業の計画性やチームワークが重要となります。完成度より、完成までの過程やチームワークが重視される傾向です。

一方、プレゼン型は、課題について議論した結果を模造紙やホワイトボード等を使って発表するグループワークです。「○○職に必要な資質を5つあげなさい」というような答えがいくつも考えられるような課題や、「日本もノーレイティングを導入すべきか?否か?」というような賛否ある課題が出題されます。議論の過程も重要ですが、作業型と比べると成果物やプレゼンを重視する傾向があります。プレゼン型の中には、ビジネスでも通用する本格的な課題を出す企業もあり、これらを「ビジネスケース型」と区別することもあります。

ゲーム性のあるグループワークとは

作業型・プレゼン型に関わらず、ゲーム性のあるグループワークを導入する企業が増えています。企業により選考の基準や重視する点は異なりますが、一般的にゲームを通してコミュニケーション能力、リーダーシップ力、発言力などの能力を観察します。また、協調性、積極性、適性など、学歴や面接では判断しにくい人物評価も行われます。

ゲーム性のあるグループワークは、パズルやレゴなどを使用したものや、シミュレーションなどがあり、企業によっては独自のゲームを準備していることもあります。パズルやレゴなどを使用したグループワークは、設定された条件の下、1つのものを作り上げていきます。

一方、シミュレーションゲームはカードなどに記された様々なシチュエーションを疑似体験するものです。疑似体験の内容はゲームにより異なり、ビジネスに関するものからスポーツ、新聞配達、商社、NASAなど多種多様です。
与えたれたシチュエーションの中での課題をグループで話し合って解決したり、グループ内で交渉してカードを交換したりします。中には、自社の業務を疑似体験させるゲームを開発している企業もあるほどです。面接官は、グループ内で自分の意見を分かりやすく述べているか、周囲の意見を否定せずに聞いているか、目を見て話したり聞いたりしているか、議論が逸脱したときに正しい方向に誘導しているかなどを評価します。

また、グループで協力して脱出するシミュレーションなどを行う企業もあります。これは「脱出ゲーム」と呼ばれるもので、それぞれに与えられた情報を共有しながら、制限時間内に設定された出口から脱出するというもの。チームで協力することはもちろん、論理性やグループ内での働きかけなどが評価されます。

グループワークの役割とは

グループワークの役割は、一般的に「リーダー」「書記」「タイムキーパー」「その他」の4つです。

リーダー役は議論の中心となり、みんなの意見をまとめます。また、みんなに発言させるよう仕向けるのもリーダーの大切な仕事です。
書紀役は議論の流れを記録しながら議論にも参加する副リーダー的な存在で、簡潔に話し合いの内容をまとめていきます。人前で意見を言うのが苦手という消極的な人におすすめの役割です。
タイムキーパー役はグループワークの時間管理が仕事で、適切なタイミングで進行させるためのキーパーソンと言えるでしょう。
どの役も受け持たなかったその他の人は、積極的に意見を出すのが仕事です。もちろん、役を持つ人のサポートも大切な役割です。

この役割になると有利というようなことはありません。重要なのは自分の役割をきちんと果たすこと。グループワークに不安がある人は、自分の能力を活かせる役割を事前に考えておく方がいいでしょう。

グループワークの一例 1.「コンセンサスゲーム」

「コンセンサスゲーム」とは、シュミレーションゲームの1つで、課題についてグループで話し合い、グループとしての結論を導き出すゲームです。リストアップされた物品や意見に優先順位をつけるというもので、発表を伴う場合もあります。最大の特徴は、最終的な結論がグループ全員の合意(コンセンサス)を得たものでなければならないという点です。
例えば、「NASAゲーム」では、月に不時着陸した宇宙船の宇宙飛行士という設定の中で、無事生還するために必要なものを考えながら、不時着時に破損を逃れた15のアイテムの優先順位をつけるというもの。まず各自で考え、その後グループで話し合って最終的な結論を導き出します。多数決や諦めなどで結論を出さず、しっかり話し合って合意しなければなりません。

コンセンサスゲームの多くは模範解答があり、その模範解答とチームが最終的に出した結論との誤差により勝敗が決まります。価値観や考え方が異なる人が集まるグループでの意思決定は難易度が高く、コミュニケーション能力や論理的思考が求められます。優先順位をつけるコツは、その理由を明らかにすること。そして、それをグループ内で理路整然と伝えることが大切です。もちろん、他人の意見に耳を傾けることも重要。一般的に、話し合いが活発に行われたグループが、より良い結果に結びつく傾向にあります。

グループワークの一例 2.「マシュマロ・チャレンジ」

チームビルディング効果があることで知られる「マシュマロ・チャレンジ」は、18分間にパスタやマシュマロなどを使って、より高い自立式タワーを作るというもの。高さを競うというシンプルかつゴールがはっきりとしたゲームです。

通常、4人1組で行われ、使用するものはスパゲティ20本、マシュマロ1つ、マスキングテープ90cm、紐90cmのみです。自立式タワーの作成なので、足場をテープ等で固定してはいけません。また、高さを競うゲームのため、測定するまで自立している必要があります。スパゲティやテープは折ったり切ったりしても構いません。そして最後に、タワーの頂上にマシュマロを乗せます。簡単そうに感じるかもしれませんが、実際にやってみると難しいゲームで、最後にマシュマロを乗せたときに倒れてしまうことがあるので注意しましょう。

このゲームは世界で講演会を主催するTEDでも紹介されており、戦略的な大人より、挑戦と失敗を繰り返しながら作る子どもの方が高いタワーが作れるそうです。あまり考えすぎず、チームワークを重視して臨んだ方がいいかもしれません。

グループワークの一例 3.「十人十色ゲーム」

「十人十色ゲーム」とは、他人の好みの食べものを当てるゲームです。参加者を5人前後のグループに分け、グループ内の人が好むであろう食べものを選択式で順に予想。正解すると点数が加算され、最終的に一番高い点数を獲得したグループが勝ちとなります。

まず、「目玉焼きには何をつけて食べるか」というようなトライアル問題が出題され、ソース、ケチャップ、醤油の3つの中から、自分の好みをグループ内で述べ、その結果をリーダーが発表します。次に、ファシリテータ(進行役)が何を好むかをグループ内で予想し発表。ファシリテータが正解を発表し、正解したグループは1点獲得するこができます。その後、各グループで好みを予想する対象者を選択。対象者は部屋の外に出て問題に答え、その間、各グループで答えを予想します。予想ができたら、対象者が部屋に入り正解が発表されますので、予想時に対象者に質問等をすることはできません。これを繰り返し行うのが「十人十色ゲーム」です。

このゲームの狙いは、自分の好みと他人の好みには違いがあるということを理解すること。つまり、「他者の視座」に対する意識を目覚めさせることにあります。どれだけ他者の立場で物事が考えられるかが重要です。なぜなら、人間は無意識のうちに自分の思考を優先してしまうからです。そして、この無意識の状態が、他者とのコミュニケーションを困難にする場合があります。

他者の立場で物事を予想することは、マーケティングや営業など、ビジネスにおいても必要な要素となります。そのため、就活で行われるこのゲームでは、他者の立場で物事が考えられているか、他者の意見を無視して自分の思考を優先していないか、などが観察されていると言えるでしょう。このゲームを攻略するためには、普段のコミュニケーションから「他者の視座」を意識する訓練が必要です。友人が何を注文するか、周りの人が何を注文しているかなどを意識してみて下さいね。

グループワーク対策で大事なポイント

グループワーク対策で大事なポイントは、以下の5つです。
(1)論理的にわかりやすく発言する
論理的に話すことは、容易に周りを納得させられる利点があります。また、意見が対立するときにも有効です。

(2)積極的に発言する
グループへ貢献しているかどうかの評価に直結します。だからと言って闇雲に発言すればいいというものでもありません。自分の意見を述べたあとで、他の人に意見を求めて討論の活発化に努めましょう。

(3)周りの意見を聞く
自分の意見をゴリ押ししないで、意見が対立する人の話もしっかり聞くようにしましょう。多くの人が発言ばかりを重視し、聞くことがおろそかになりがちです。他人の意見を一方的に否定することは言語道断。どこまで他人の意見を聞き入れ、視野を広げられるかは社会人になっても重要な要素です。

(4)自分の役割を果たす
役割を果たすことは、自己アピールやグループへ貢献しているかどうかの評価につながります。自分の適性にあった役割につくようにしましょう。

(5)意見を整理する
複数の人がいれば様々な意見が出るのは当然です。出された意見の類似点・対立点を整理することで、効率的にグループの意見をまとめることができます。類似点がわかれば次の議論を提案でき、高い評価を得ることができるでしょう。また、対立点をはっきりさせることで解決へ導くことができます。

グループワークの要領をつかんで、上手にゲームを進行させよう!

グループワークで出題されるゲームのルールや流れを理解していれば、あとは当日の課題や様子に合わせて対応するだけ。グループワークはその柔軟さが求められている選考なので、ぜひ攻略して次の選考に進みましょう!

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グループワーク型セミナー苦手な人集まれのクチコミ・掲示板 - みん就(みんなの就職活動日記)

著者:reisuke

人材派遣会社で数年間コーディネーターとして従事し、その後海外へ。現在は、ライター・翻訳者・日本語教師という3つの顔を持つ。政治・経済・教育を中心に幅広いジャンルで執筆中。

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