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藤井聡太八冠(21)の地元は“末永く八冠でいられるように”と願い込め…限定メニューで応援 叡王戦 同学年対決の行方は?

CBCテレビ / 2024年6月20日 17時36分

CBC

将棋界の「絶対王者」、藤井聡太八冠(21)のタイトル独占が続くのか?
はたまた同学年の伊藤匠七段(21)が初めてのタイトルを獲得するのか?
最終決戦の叡王戦五番勝負の第5局が、6月20日、山梨県甲府市で行われています。

大一番の「叡王戦」五番勝負第5局。戦いの舞台は、山梨県甲府市の常磐ホテル。藤井聡太八冠vs伊藤匠七段。両者21歳。
6月20日の勝者が、タイトルを獲得します。

先手番が有利とされる将棋。振り駒で20日の先手番と後手番が決まりました。

(立会人)
「定刻になりました。藤井叡王の先手番で始めてください」

絶対に負けられない両者の戦い。
藤井八冠はいつも通りお茶を一口含み、丁寧に初手を指しました。

20日のこの大一番で、藤井八冠が注文した勝負めしは「天ぷらそば御膳」。

さらに、午前のおやつは「ダブルミルクレープ」でした。

駆けつけたファンは「藤井八冠が将棋を指す音だけで癒される…」

そして、常磐ホテルには将棋ファンが応援に駆けつけ、名古屋の熱狂的な藤井ファンとして知られる「将棋マダム」の姿も…

(将棋マダム)
Q藤井八冠の疲れは?
「キリっとしていた」

Q間違いなく勝つ?
「十中八九(勝つ)」

(ファン)
「藤井聡太八冠が将棋を指す音だけで癒される」
「伊藤匠七段もとても強い棋士なので、油断してはいけないと思う」

また、藤井八冠の地元、愛知県瀬戸市では…

(70代)「(藤井八冠)どうなるかな。『頑張ってね』と心の中で言っている」
(70代)「いまはお互い五分五分だから、なんとかいい勝負をしてほしい」

これまで数々の応援メニューを考案してきた喫茶店では、20日限定の藤井八冠の応援メニューを提供!

“末永く八冠でいられますように” 6月20日だけの限定メニューで応援

(喫茶スマイル 鈴木松子店長)
「お待たせしました!スマイル末長~パフェです。」

八冠にかけて白玉を8個。さらに藤井八冠の似顔絵を描いたチョコパイをのせ、50センチの長~いグミを「8」の字に巻き、“末永く八冠でいられますように”と願いを込めたそうです。

(平野菫記者)
「白玉がもちもちでおいしい。ぜんざいと少しすっぱいグミがあいますね」

藤井八冠が勝った時には、客に無料で配る予定の紅白の大福も準備していました。

(喫茶スマイル 鈴木松子店長)
「前回勝ったので、今回は勢いで絶対にいってくれると思うので、頑張って応援します。ファイト ファイト ファイト!!!」

そして、商店街には勝利を願う横断幕。瀬戸市在住の落語家で漫画家の登龍亭獅篭(とうりゅうていしかご)さんが、ほぼ全てを描いたといいます。

(登龍亭獅篭さん)
「叡王戦は不二家なので、かわいくペコちゃんっぽく描きました。リクエストがあるんですよ、商店街の人から。『今回はこういう絵がいいんじゃない?』と。最終局だから、きょうは大変なことになるんじゃないですか」

午後2時過ぎ。瀬戸市の商店街には、藤井八冠の防衛を祝うためのくす玉も用意されました。

(東京から来たファン)
「きょうは、くす玉を割りに来ました。ドキドキというよりは、きっとやってくれると信じて見ています」

地元は藤井八冠の勝利を信じて、その時を待っています。

叡王戦第3局では…扇子を落としたり、天を仰いだりの藤井八冠

さて、ここまでの叡王戦五番勝負。
5月2日の叡王戦第3局に1勝1敗のタイで臨んだ藤井聡太八冠は、珍しく落ち着かない様子でした。
手にした扇子を落としたり、天を仰いだり・・・そして。

大盤解説会の会場で見守ったファンも、言葉を失いました…

伊藤匠七段に終盤一気に逆転され、自身初のタイトル戦2連敗。
先に王手をかけられたのです。

そして5月31日。負ければタイトルを失う「カド番」で迎えた第4局。藤井八冠は積極的に仕掛けて完全に主導権を握り…

見事勝利! 2勝2敗のタイに戻し、叡王4連覇に望みをつなぎました。

いま日本中が注目する、21歳の2人がタイトル戦で初めて対決したのは、去年の竜王戦でした。

【去年10月】
(藤井八冠)「同学年だが、これまでは対戦する機会は多くなかったので、対戦できることを楽しみにしている」

(伊藤七段)「タイトル戦という舞台は、子どもの頃から憧れていた」

藤井八冠が防衛して23連覇か? 伊藤七段が悲願の初タイトル獲得か?

去年10月、藤井八冠が八大タイトル最後の一冠「王座」を奪取して、史上初の八冠独占を達成した直後には、こんな場面も。

(伊藤七段)「八冠達成、おめでとうございます。八冠というのは、とてつもない偉業。そのような方とこのような大舞台で対局できることは、とても嬉しい」

伊藤七段は、この竜王戦に続いて挑んだ棋王戦も白星なく敗退。

しかし、3度目のタイトル戦対決となった叡王戦では、五分の星で最終局を迎えたのです。
同学年の頂上決戦…タイトル戦の連覇記録でも、歴代トップに立つ藤井八冠が防衛して23連覇となるのか?

伊藤七段が悲願の初タイトル獲得「新叡王」誕生となるのか?
第5局は、20日夜には決着する見込みです。

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