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世界に数千頭しかいないコモドドラゴンが名古屋に 河村たかし市長がラブコール 誘致のきっかけは「爬虫類好きの知人が…」

CBCテレビ / 2024年7月17日 19時39分

CBC

17日に成田空港に到着して、18日に名古屋にやって来るコモドドラゴン、体長が2.7メートルの「タロウ」くん。やはり大きいですね。

(大石邦彦アンカーマン)
体重は80キロあるそうで、2011年にシンガポールで生まれて、今は13歳、大変に希少な動物なんですよね。

(柳沢彩美アナウンサー)
コモドドラゴンは赤道直下のインドネシアのコモド島などに生息していて、野生では3000頭しかいない絶滅危惧種なんです。
また、嗅覚が発達していまして、4キロ先の動物の死骸にも気づくほどなのだそうです。
さらに、獲物にかみついた際に歯から毒を出して弱らせて、イノシシやシカなど大型の哺乳類を食べるということです。

(若狭敬一キャスター)


肉食なんですよね。

(柳沢アナウンサー)
18日に、いよいよ名古屋にやってきます。
コモドドラゴンの「タロウ」くん、暮らす場所は以前のゴリラ舎があった場所の一角ということで、ゴリラたちの新しい住まいと近いです。

(若狭キャスター)
正門から入るよりは、北門から入った方が近いということですね。

(柳沢アナウンサー)
そうなりそうですね。そして、東山動植物園と言えば、今から40年前にオーストラリアから初めてコアラがやってきました。その時の映像が残っています。

(若狭キャスター)
パトカーが先導して、やって来ていたんですね。
コアラは今も東山動植物園のシンボル的な動物の一つで、当時も長蛇の列ができていたんですね。
大石さん、今回のコモドドラゴンの誘致には、どれ位費用がかかっているんでしょうか?

(大石アンカーマン)
今回のコモドドラゴンはラッキーでした。
無償、無料で借り受けたんです、もちろん維持費は別なんですけれども。
維持費にはいくらかかるかは、まだ公表されておりません。
ちなみにコアラは1頭当たりの維持費が1か月約60万円、かなり高コスト体質で、ユーカリも食べるものと食べないものがあるとか、結構エサの選り好みをするんですよ。

河村たかし市長 コモドドラゴン誘致のきっかけは「爬虫類好きの知人が」

(若狭キャスター)
今回のコモドドラゴンですが、名古屋市の河村市長は、随分前からラブコールを送っていたんですよね?

(大石アンカーマン)
私たちが調べたところ、2014年頃に、こう言ってます。
「日本に一匹もいないコモドドラゴンちゃんに名古屋へ来てもらえるよう取り計らいたい」と。
その3年後の2017年には名古屋市長選の公約に掲げ、公約実現のために翌年からインドネシアの動物園と直接交渉に入りますが実現せずに、2021年の名古屋市長選で、もう1回公約に掲げます。
インドネシアと交渉していたんですが、インドネシアではなく今回はシンガポールの動物園から依頼が来たということなんです。

(若狭キャスター)
誘致のきっかけが知りたいですよね?

(大石アンカーマン)
河村市長に尋ねたところ、思い出してみるとこれかなと話されていました。
「爬虫類好きの知人が、コモドドラゴンを誘致すると話題になる」と言ったのだそうです。

(若狭キャスター)
コモドドラゴンの「タロウ」くん、人気は出るんでしょうか?

(大石アンカーマン)
爬虫類に詳しい伊豆の体感型動物園「iZoo」の白輪園長に伺ったところ、「世界に数千頭しかおらず、インドネシアでは国宝級」だということです。
注目ポイントは、やはり昼行性で昼間にノシノシと歩く様子が見られる。
またエサやりは1週間に2回ほどとのことでした。

(若狭キャスター)
そこを見逃したくないという人も、たくさんいると思いますね。
実際に見られるようになるのは8月下旬ということです。

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