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「水分補給」の落とし穴 糖分の摂り過ぎによる“ペットボトル症候群”に注意!

CBCテレビ / 2024年7月25日 20時1分

CBC

厳しい暑さが続く中、子どもたちの熱中症対策は家族にとって大きな課題。

そこでお母さんとお父さんに、どんな熱中症対策をしているのか聞いてみると。

(母親)
「熱中症対策に、こまめな水分補給はさせて。帽子は必ずかぶらせています」
(父親)
「水分を、こまめに取るだけです。1.5リットルくらい飲んでます」

熱中症対策の基本の1つ「水分補給」。

この水分補給で飲むソフトドリンクやスポーツドリンクで、体に不調をきたす可能性があるそうなんです。

気を付けたい飲み物は?

名古屋市にあるクリニックの院長に、この夏に気を付けたい飲み物を聞いてみると…。

(みうら内科クリニック 三浦義孝院長)
「いわゆるソフトドリンクというジュースには気を付けていただきたいなと思います。こういう炭酸飲料には50グラムくらい糖が含まれる」

飲み物に含まれる糖の量はとても多い!

例えばコーラ500ミリリットルにはスティックシュガー19本、オレンジジュースには17本分も糖が含まれているんです。

そして熱中症予防に飲む人も多いスポーツドリンクにも、なんとスティックシュガー9本分。

(みうら内科クリニック 三浦義孝院長)
「こういうジュースを飲むと、1日で取るべき砂糖の量を超えてしまう」

WHOによると、成人の1日当たりの糖の摂取目安は約25グラム。

コーラやオレンジジュースは、ペットボトル1本で一日の摂取目安をオーバーです。

中学生や高校生から…“ペットボトル症候群”とは

(みうら内科クリニック 三浦義孝院長)
「スポーツドリンクというのは何か体にいいように感じますが、糖に関していうと、ちょっと危険かなという感じがします」

水分補給は糖の量に注意!

そして、もう1つ気を付けてほしいことがあるそうで。

(みうら内科クリニック 三浦義孝院長)
「いわゆるペットボトル症候群。中・高校生くらいからあります」

ペットボトル症候群とはどんなものなのでしょうか。

まず糖分を含む飲み物を大量に摂取すると血糖値が一気に上昇し、体がだるいなどの「けん怠感」そして「のどの渇き」の症状が現れます。

そこでさらに甘い飲み物を飲むと、さらに血糖値が上がる、この悪循環がいわゆるペットボトル症候群です。

(みうら内科クリニック 三浦義孝院長)
「コップから飲むと一回に飲める量が限られているが、ペットボトルだと一気に飲めてしまう」

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