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22歳になった藤井聡太七冠 “オリンピックを見る余裕ない”プロ棋士の真剣勝負 渡辺明九段の挑戦に3時間10分の長考も 王位戦第3局

CBCテレビ / 2024年7月30日 18時17分

CBC

22歳となり、初の対局を迎えた藤井聡太七冠が自身二つ目となる「永世称号」の資格獲得を目指し、王位戦七番勝負の第3局に挑んでいます。

藤井七冠が渡辺明九段の挑戦を受ける王位戦七番勝負。第3局は徳島市で藤井七冠の先手で始まりました。

先に4勝した方がタイトルを獲得する王位戦でここまでは、両者とも1勝1敗のタイです。

(藤井聡太七冠 22歳)「シリーズの中で大きな1局になると思うが、意識せずに伸び伸び指せれば」
(渡辺明九段 40歳)「第2局はいい形で勝ってここに来ることができたので、それを継続していければ」

王位戦は、5連覇するか合計で10回獲得すると「永世王位」の資格を得られます。

4連覇中の藤井七冠が「永世王位」に前進するか、渡辺九段が初めての「王位」獲得へリードするか。

そうした中、今回、藤井七冠が選んだ勝負めしは…地元でとれた鯛や鰤のお刺身などが入った松花堂弁当でした。午前のおやつには抹茶と和菓子を注文しています。

折しも、現在パリオリンピックが開会中。日本がメダルラッシュに湧く中、タイトル戦に臨む二人は…

“現代のプロ棋士はオリンピックを見る余裕ない”

(藤井七冠)「本局に向けての準備があったので、今のところそれほど(見ていない)」

(渡辺九段)「オリンピックを気にする余裕はない。昔ならあったと思うが、現代のプロ棋士はそういう余裕がない」

AIによる将棋研究が進む中、盤上の戦いに臨む二人にオリンピックを観戦する時間はなさそうです。しかし、熱戦への思いは今だからこそ高まります。

(渡辺九段)「将棋ファンの方は今回の王位戦をオリンピック期間中でも注目していると思うので、期待に応えなくてはいけないという思いはある」

(藤井七冠)「見ていただく方にも楽しんでいただけるような将棋を指せれば」

王位選の持ち時間はそれぞれ8時間ですが、藤井七冠は一手指すのに3時間10分を費やしました。今後の対局にどう影響するのか。

王位戦第3局は、31日夜には決着する見込みです。

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