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2018年に名古屋の女子中学生が自殺し両親が市に損害賠償などを求めた裁判で控訴審が始まる 裁判所は和解を勧告

CBCテレビ / 2024年8月1日 8時0分

CBC

6年前、名古屋市名東区で当時中学1年の女子生徒が自殺し、両親が名古屋市に損害賠償を求めている裁判の控訴審が31日、名古屋高裁で始まりました。

(齋藤信太郎さん)
「なぜ争わなければいけないのか。時間が無駄遣いされていると感じる」

2018年、名古屋市名東区で、当時中学1年生の齋藤華子さんが自殺し、適切な対応を取らなかったなどとして、両親が市に損害賠償などを求めましたが、名古屋地裁は今年3月、両親の請求を棄却しました。

両親はこれを不服として控訴していて、31日、名古屋高裁で控訴審が始まりました。

父親の齋藤信太郎さんは法廷で、「私たちが求めていることは変わりません。事実を知ることです」などと訴えました。

判決は10月25日に言い渡される予定ですが、裁判所は双方に和解を勧告しています。双方の協議が進めば、判決の前に和解が成立する可能性があります。

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