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開発のきっかけは身近な人が飲酒運転で…「大変苦しい思いをして亡くなった」 危険性を体験できるVR

CBCテレビ / 2024年8月5日 19時46分

CBC

飲んだら絶対に運転しないでください。3日、愛知県警が飲酒運転の一斉取り締まりを行いましたが、飲酒運転がどれだけ危険なのか、記者がVR(バーチャル・リアリティ 仮想現実)技術を活用して疑似体験してみました。

3日午前3時。名古屋市内各地で飲酒運転の一斉取り締まりが行われました。高速道路の出入口や繁華街などでドライバーの呼気をチェックし、愛知県警は酒気帯び運転で3人を検挙しました。

この日は幸い重大な事故に繋がることはありませんでしたが、愛知県警によりますと、8月はレジャーや帰省などで飲酒運転が多くなる傾向があるということで、この時期は特に厳しく目を光らせています。

記者がVRを体験

酒を飲んだ状態で運転するとどれだけ危険なのか、記者が疑似体験してみます。

(サンダーボルトインタラクティブ 安田武史CEO)
「酔った状態で運転した場合を体験できるのと、それに対する危険、人をはねてしまうなど一番ひどい事故を体験できる」

愛知県尾張旭市の企業が開発したこのVRゴーグルを装着すると。

(中島胡桃記者)
「運転席に座っているような景色」

まずは、ビールの中瓶を1、2本飲んだ「ほろ酔い状態」での運転を体験します。

(中島記者)
「視界が軽くぼやけている。前がとても見づらい」

続いて、ビールの中瓶4本以上を飲んだ「酩酊状態」です。

(中島記者)
「どこの車線を走っているのか把握できず。前から車が来ているようにも感じるが見えない」

横断歩道をわたる歩行者に気づくことができません。

(サンダーボルトインタラクティブ 安田武史CEO)
「今の正常な判断の状態で、実は酔うとこう見える。こういう危険があるというのを体験してもらうことで、飲酒運転は絶対にしないでほしい」

この飲酒運転を体験できるVRシステム。開発のきっかけは身近な人を飲酒運転で失ったことでした。

(サンダーボルトインタラクティブ 安田武史CEO)
「叔父が飲酒運転してしまって、大変苦しい思いをして亡くなった。もしも叔父がこのVRを体験してくれていたら事故が防げたのでは」

外出先でお酒を飲む機会が増える夏。少しでもお酒を口にしたら運転するのは、絶対、だめです。

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