男性刑務官に「裸を見られたり 裸で放置されたりした」 50代受刑者の女が国を提訴 岐阜・笠松刑務所

CBC

刑務官に裸を見られたなどとして受刑者が国を提訴です。

訴状などによりますと、岐阜県の笠松刑務所に服役している50代の受刑者の女は去年7月、保護室で自らの首を下着で絞めていたのを刑務官に止められた際、男性刑務官の見ている前で裸にさせられたということです。

この他にも複数回、男性刑務官に裸を見られたり、保護室から出た後も服を貸し出されず、裸で放置されたりしたなどと訴えています。

受刑者側は「いずれも違法であり、著しい精神的苦痛を受けた」として120万円余りの国家賠償を求める訴えを、26日岐阜地裁に起こしました。

一方、笠松刑務所は「訴状が届いていないためコメントは差し控えます」としています。