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台風10号 防災グッズ“水のう袋”が完売「普段は全く売れてないんですけど」ドラゴンズ本拠地のドームでも対策進む

CBCテレビ / 2024年8月30日 5時0分

CBC

台風10号が東海地方に接近するのは9月1日から2日かけてとなる可能性が高まる中、防災グッズを購入して備える人も増えています。

(報告:平野菫記者)
「名古屋市のホームセンターです。レジの近く、目立つところに台風関連の防災グッズが置かれています」

名古屋市港区のホームセンター「コーナン南十番町店」では、先週から台風の接近に備えて防災グッズの特設コーナーを設置。

(コーナン南十番町店 川中弘智さん)
「(台風は)最初、今週の頭くらいの予報だったので、(防災グッズは)先週から売れ始めて。台風の速度が遅くなったので、今週も続けて売れている」

中でも売れているというのが…。

(コーナン南十番町店 川中弘智さん)
「水のう袋です。土のう袋の代わりになる商品。普段は全く売れてないんですけど、先週と今週で計50近くは売れている」

水を入れて繰り返し使える水のう袋。

29日午後1時過ぎには在庫が0になり完売。

(水のう袋を購入した人)
「使い終わったら水まきに使えるし、流せる。こっちの方が便利。今まで台風があったけど、そんなに気にしていなかった。今回、雨がすごいと聞いたので」

さらに、こんなものも。

(コーナン南十番町店 川中弘智さん)
「ここ最近売れている商品が、湯沸かしバック」

ガスや電気がなくても、水を入れて10分ほど待てば約90℃のお湯のできあがりです。

発熱剤と水が合わさり高温の蒸気が発生、電気・ガスがないところでも温かい食事を口にできます。

(コーナン南十番町店 川中弘智さん)
「地震の後から備蓄で買っていただけるお客さんが多い」

8月8日、宮崎県の日向灘で発生した地震以降、改めて注目されている防災グッズ。

(コーナン南十番町店 川中弘智さん)
「奥の小型の500ミリリットルの水は入ってくるようになったが、2リットルは発注しても、発注した数が入ってこない」

在庫の確保に店は苦労しているようです。

29日、水を購入した人は。

(水を購入した人)
「(台風が)ものすごく遅いので予定が組みにくい。水だけは余分に数日もつように」

2000年の東海豪雨を教訓に

これは2000年9月の「東海豪雨」の時の様子です。

名古屋市内をはじめ東海各地に深刻な「浸水被害」をもたらしました。

当時のナゴヤドームにも水が流れ込み、職員らが取り除く作業に追われました。

現在のバンテリンドームナゴヤでは台風10号に対する警戒感が強まっています。

(ナゴヤドーム 施設部部長兼防災センター長 成田吉範さん)
「2000年の東海豪雨と浸水被害で、アリーナ内が浸水したものですから。それを教訓にして 防水板を設置しました」

この防水板は2010年からは自動化され、グラウンドを守る体制が強化されました。

(ナゴヤドーム 施設部部長兼防災センター長 成田吉範さん)
「大雨警報が出たら基本的には 防水板を上げます。スイッチを押せば1分くらいで 防水板が上がるので、大雨警報が出ていなくても雨を見ながら (防水板を)上げることもあります。きょうナイターで夜中にザーッと降るということなら、試合終了後に(防水板を)上げておいて 翌朝また下げる」

29日、近づく台風に備えて動作チェック。ドームでも緊張感が徐々に高まっています。

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