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店長が決断! パート従業員らが欲しいものに投票する“価格総選挙”「お客さんの希望を従業員が代弁」

CBCテレビ / 2024年9月6日 16時10分

CBC

野菜も日用品も何もかもが高い!物価高騰の中、愛知県稲沢市の大型スーパー「アピタ稲沢店」ではある施策が…

(アピタ稲沢店 北村義則店長)
「価格総選挙を大々的に開催している」

なんと、店の300品目の価格は、パート従業員らの投票を経て決めたものなのです!

(北村店長)
「自分が欲しい商品や、こういう価格であったら良いなという商品を皆さん(パート従業員)で投票してもらって、そこから選んだ商品。よりお客さんに近い距離で商品を販売できるという目的」

ラップや牛乳など… 自分がほしいものに投票!

「価格総選挙」が行われたアピタと、系列のスーパー130店のパートやアルバイト従業員は約1.8万人。その多くが主婦の皆さんです。

(パート従業員)「こちらが投票した商品です!」

“森永のおいしい牛乳”は、価格総選挙を経て、税抜き268円が237円に値下げ!

(パート従業員)「毎日牛乳は使う。生活にはかかせない」

さらに!

(パート従業員)
「こちら、私が投票した商品です!」

こちらのパート従業員の方が投票したのは「ラップ」。税抜き339円が298円に値下げ!

(パート従業員)
「(家族の)弁当を作るときに、弁当とフタの間にラップを使うので、そのときに毎日使う。(自分でも)まとめて買いたくなる」

「お客さんの希望を従業員が代弁」

最終的に価格を決めるのは、各店の店長の皆さん!あちこちに「店長決断価格」の案内があります。

(北村店長)
「効果は絶大に出ているので、(値下げに)後悔はしていません」

アピタ稲沢店で店長が値下げを決めたのは、ヨーグルトにバター、めんつゆに冷凍餃子、アイス。さらにトイレットペーパーも。

このうち、最大の下げ幅30%の商品が「ハッピーターン」

北村店長の思いは?

(北村店長)
「日頃から手頃な値段で買いたいという、お客さんの希望を従業員が代弁してくれた」

数を多く売ることで、利益を考える

4日に訪れていたお客さんは…

(来店客)
「嬉しい。物価高だから」
「よく使う日用品が安くなっているというのは、主婦目線になっている。ちょっと離れていても来ようかなと思う」

いったいなぜ、値下げができるのでしょうか?

(北村店長)
「薄利にはなるが数を多く売ることで、利益を考えていきたい。いつ来ても安いというイメージをつけていきたい」

アピタのパート従業員らによる「価格総選挙」は、今年4月が1回目。

9月中には3回目の投票を行う予定です。主婦目線の値下げを決断する店長たち。価格高騰の波と闘っています。

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