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男性受刑者に「ばか」「どあほ」などの暴言 名古屋刑務所の看守らを処分 男性は刑務所の病棟で死亡 遺族「ストレス発散のため集中攻撃していたのではないか」

CBCテレビ / 2024年11月6日 19時5分

CBC

名古屋刑務所で複数の看守が男性受刑者に暴言を吐いていたことが明らかになりました。

(名古屋矯正管区の会見)
「本当に申し訳ございませんでした」

2022年、名古屋刑務所にいた70代の男性受刑者に対し、複数の看守がこんな発言をしていました。

(名古屋矯正管区の会見)
「『ばか』『どあほ』といった言葉」

名古屋刑務所の20代から40代の男性看守6人は、こうした暴言を吐いたほか、飲み物を求めた男性に対し、水がほとんど入っていないコップを渡すなどしたということです。

名古屋刑務所を管轄する名古屋矯正管区は6人に対し、訓告や厳重注意の措置を取りました。

このほか、30代の男性看守については、意思疎通が困難な男性に説明せず、指にインクを付けて書類に押させたとして戒告の処分とし、私印不正使用の疑いで書類送検したということです。

男性は2022年に刑務所の病棟で死亡していて、遺族側は適切な治療が行われなかったなどとして、2023年4月に3800万円余りの国家賠償を求め東京地方裁判所に提訴しています。

遺族は6日に会見し「ストレス発散のため男性を集中攻撃していたのではないか」などと主張しました。

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