浴室に倒れていた70代男性を救急救命士が誤って「死亡」と判断 その後男性は病院に搬送されるも死亡 愛知・東浦町

CBC

愛知県東浦町で、70代の男性を誤って死亡していると消防隊員が判断して病院に搬送せず、男性はその後死亡したことが分かりました。

東浦町などを管轄する知多中部広域事務組合消防本部によりますと、11月10日、管理人からの通報で東浦町内のマンションに駆けつけた救急救命士2人は、浴室に心肺停止の状態で倒れていた70代の男性を「死亡した」と判断しました。

しかし現場を引き継いだ警察官が、男性の口元と指先がわずかに動いたのを確認し再度、消防に通報。

男性は発見から約1時間半後に病院に搬送されましたが死亡しました。

知多中部広域事務組合消防本部は、遺族に搬送が遅れた理由を説明し謝罪していて、「再発防止策を徹底していく」とコメントしています。