日銀 植田和男総裁が名古屋で期待感示す スタートアップ企業の支援施設「STATION Ai」の開業 生産性にプラスの影響か

CBC

18日、日銀の植田和男総裁が名古屋を訪れ、東海地方の財界トップらと懇談しました。

（日本銀行 植田和男総裁）
「経済・物価の改善にあわせて金融緩和の度合いを少しずつ調整していくことは、物価安定の目標を持続的・安定的に実現していくことに資する」

植田総裁は今後、経済や物価の水準が見通し通りに進めば金利の引き上げを検討するとの考えを示しました。

また、アメリカ大統領選挙でトランプ氏が勝利した影響については現状はどうなるかコメントできないと前置きした上で、トランプ氏の具体的な政策が決まり次第、日本の金融政策の見通しに織り込んでいくと話しました。

一方、東海地方の経済については、スタートアップ企業の支援施設「STATION Ai」が開業した事を受け、地域全体の生産性にプラスの影響を与えるだろうと期待を述べました。