「お宅の屋根の端がはがれそうで…」は下見役の“闇バイト”かも 「個人情報聞き出そうとする不審人物」にも要注意

CBC

闇バイトを見破るには？警察官が街歩きで傾向と対策を指南します。

（愛知県警 生活安全総務課 中川元宏警部）
「キョロキョロして何をしているのか、スマホで写真を撮ってイヤホンして…」

スーツ姿で住宅の写真を撮る男性。

（愛知県警 中川元宏警部）
「こんにちは、どうしました？何か探してますか？あんまり見ないですねこの辺で」

警察官が声をかけると、そそくさとその場を立ち去りました。

この男性も、実は警察官。闇バイトで実行役に加わった「トクリュウ」型の強盗事件などが関東地方で相次いでいることを受け、愛知県警が住民らとともに街を歩き、不審者への対応をレクチャーしました。

（不審者役の警察官）
「お宅の屋根の端がはがれそうで、落ちそうなんですよ」

こうした人物も、下見役の闇バイトの可能性があるといいます。

名古屋市内でも住宅を訪れ、個人情報を聞き出そうとする不審な人物の目撃情報が複数寄せられていて、警察は自宅の防犯対策だけでなく地域全体で不審者に目を光らせることが重要だといいます。

（愛知県警 中川元宏警部）
「街全体で防犯対策を取ることが、安心感のある街で暮らせる、安全な生活になる」