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大村知事リコールで署名偽造 元事務局長の有罪判決が確定へ “体調悪化”などを理由に上告を断念「勝訴が難しい」

CBCテレビ / 2024年11月20日 20時14分

CBC

愛知県の大村秀章知事のリコールで、署名を偽造した罪に問われた田中孝博被告が体調の悪化などを理由に、上告を断念し、有罪判決が確定することになりました。

判決などによりますと、大村知事のリコール団体の事務局長だった田中孝博被告(63)は2020年、佐賀市内でアルバイトを使い、71人分の署名を偽造した罪に問われていました。

一審の名古屋地裁はことし4月、田中被告に懲役2年、執行猶予4年の判決を言い渡し、二審の名古屋高裁も11月6日、「一審の判決に不合理な点は認められない」として田中被告側の控訴を棄却していました。

田中被告は「判決事由が私どもの主張と隔たりがあり勝訴が難しい」などとした上で、体調の悪化で今後の公判の維持が難しいとして、上告を断念したことを明らかにしました。

これで執行猶予付きの有罪判決が確定することになります。

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