1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

2歳で九九暗記 小3の“天才数学少年”は大学生レベルの難問をスラスラと… 将来の夢は「フィールズ賞」

CBCテレビ / 2024年11月22日 6時2分

CBC

世の中には「天才」と呼ばれる人たちがいますが、その才能に敬意を表してご紹介します。

岐阜県に住む豊川愛惺(とよかわ・あいる)君、小学3年生です。自宅の庭で、弟、妹とサッカーをして遊んでいますが。

(豊川君)
「サッカー楽しいです」
Qサッカーと勉強どっちが好き?
「まあ勉強ですかね」

本棚には、難しそうな数学の本や、科学雑誌がずらり。一冊手に取ってもらうと。

(豊川君)
「これは常微分方程式といって、物理とか日常で一番使われる方程式」

表紙のサブタイトルには「大学数学がこんなに分かる!」「単位なんて楽に取れる!」と書いてあります。なんと大学レベルの参考書でした。

勉強後の休憩中に“自作の問題”を

壁のホワイトボードにも難解な数式が。

(豊川君)
「もともとある問題をアレンジして、自分で問題を作りました。勉強が終わって、ちょっと休憩のときにこれを解いています」

実は豊川君。小学3年生にして、すでに高校3年生レベルの「数学検定」準1級に合格。そのほか「物理検定2級」と「英検2級」にも合格。人は「天才少年」と呼んでいます。

「親に勉強しなさいと言われたことは?」「ん~ないですね」

(豊川君)
「難しい問題を解けたときに、気持ち良いというか、すっきりするところが楽しい」

勉強時間は、平日は1日3~4時間。休日は、7~8時間ほどだといいます。

(豊川君)
Q.親に勉強しなさいと言われたことは?
「んー、ないですね」

現在は、理系大学卒業レベルの「数検1級」の合格を目指しています。

(豊川君)「これは微分法の章が始まったところですね。『はさみうちの原理』を使った微分係数を求めるところ」

なんだかかなり難しそう…試しに数検1級レベルの問題を1問解いてもらうと…わずか8分で解いた豊川君。さっそく答え合わせをすると。

(豊川君)「全く同じですね」

なんと、正解です!この優れた才能はいったい、どのようにして開花したのでしょうか?お母さんに伺いました!

文章問題の「りんご」がわからないので食料品売り場へ

(豊川君の母親)
「(生後)10か月で1~10の数字が分かっていました。小さいころに児童館によく連れていっていたので、数字が書いてあった本とかブロックで、自然に覚えていった」

特別な教育をしたわけではなかったのです。豊川君は、2歳で九九を暗記。そして、3歳になると…

(豊川君の母親)
「分数とか少数もやっていたし、負の数もやっていました」

現在の小学3年生の算数は、すでに3歳の時に勉強していたそうです。持って生まれた才能の開花には、両親の導きも。

(豊川君の母親)
「そもそもまず言葉(の意味)が分からないので、文章問題で“りんご”が出てきたら、食料品売り場のりんごを見せにいったりとか、道のり・速さ・時間は、ストップウォッチとメジャーを持って、実際に何メートルか測って、何秒か計って教えた」

両親は、数学を専門で学んだわけではありません。しかし体験を通して、楽しみながら理解を深めてもらおうと工夫しました。

将来の夢は「フィールズ賞をとりたい」

勉強以外にも、6歳から始めたピアノではブルグミュラーの練習曲を弾いてくれました。

(豊川君)
Q家でダラダラすることある?
「あんまりないですね。YouTubeは見ないです。テレビも最近見ていないですね」

そんな豊川君の将来の夢は。

(豊川君)
「フィールズ賞をとりたい。ノーベル賞の数学版みたいな感じで、新たな公式を発見したいと思っています」

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください