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中学生が中日クラウンズに出場 天才ジュニア加藤金次郎選手(14) 6歳で始めたゴルフ 優勝は100回以上「トップ争いできたら」

CBCテレビ / 2024年11月24日 7時2分

CBC

逆転優勝で憧れの舞台へ

11月7日・8日に岐阜県可児市の日本ラインゴルフ倶楽部で行われた、中部日本ゴルフマスターズ選手権。

2日目、トップと2打差の3位からスタートした愛知県瀬戸市の中学2年生、加藤金次郎選手(14)は、3連続バーディーを奪うなど前半でトップに立つと、最終18番ホールでチップインバーディーという劇的なフィニッシュを見せ、スコアはトータル1アンダー。2位に3打差をつけての見事な逆転優勝を飾りました。

この優勝により、来年春に開催される第65回中日クラウンズの出場権を獲得した加藤選手は、「出場するだけでなくしっかりといい結果を残して、もっともっと世界に羽ばたいていきたい」と今後の抱負を語りました。

6歳でゴルフと出会い、100回以上の優勝経験

加藤選手がゴルフを始めたのは8年前、6歳の時。「お父さんがやっていて練習場についていったら楽しくて始めた」ということです。

父の景三さんは、「ひとつ決めた事を最後まであきらめずにやってほしいと思っていたので、その時『しっかりとやろうか』という話になり、始めました」と、加藤選手を後押しました。

10歳の頃にはレッスンプロに体の使い方や動きの基礎を学び、スポーツメンタルのトレーナーからメンタル面での指導も受けてきました。

そして2年前からは世界のトップを目指し、年に数回、タイのゴルフアカデミーに通うなど、成長を続けてきた加藤選手。磨き上げた正確なショットとパットを武器に、ジュニアの大会などで重ねた優勝回数は、なんと100回以上。去年からはプロのツアーにも参戦している、スーパー中学生なんです。

地元開催の中日クラウンズへの挑戦

地元・愛知県で開催される中日クラウンズへの出場は、加藤選手がゴルフを始めた頃からの目標の一つでした。

(愛知・瀬戸市出身 加藤金次郎選手・14歳)
「クラウンズは地元開催で、僕も毎年見にいっていましたし、出場できるのはすごくうれしいです」

ギャラリーの多さは国内でもトップクラスと言われる中日クラウンズ。地元の大応援団が支えになります。

(加藤選手)
「たくさん応援に来てもらえると思います。応援には緊張しないですね、応援が力になると思います」

目標は決勝ラウンド進出! さらに上位進出!

中日クラウンズでの目標は、「4日間アンダーパーで回って、トップ争いできるように頑張る」と、堂々と口にする加藤選手。大舞台での決勝ラウンド進出、さらには上位進出を本気で目指す14歳のゴルファーが、地元の声援を背に、どんなプレーを見せてくれるのか期待が膨らみます。

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