白川郷などの観光地に白タク営業した疑い ベトナム国籍の男を逮捕 訪日外国人対象の営業摘発は岐阜県内で初

CBC

外国人観光客を相手に無許可のタクシー営業いわゆる「白タク」行為をしたとしてベトナム国籍の男が逮捕されました。

逮捕されたのは名古屋市緑区の自称派遣社員、グエン・チュン・フー容疑者(29)です。

警察によりますと、グエン容疑者は10月29日から11月2日の間、ベトナム人の観光客6人を約24万円で成田空港から大阪府まで自家用車に乗せる契約をし、世界遺産で知られる岐阜県白川郷などの観光地に運ぶ、いわゆる白タク営業をした疑いが持たれています。

自家用車はレンタカーの10人乗りのミニバンで警察の調べに対しグエン容疑者は「違反とは知らなかった。チップはもらうつもりだった」と話し、容疑を否認しているということです。

岐阜県内で訪日外国人を相手にした白タク営業が摘発されたのは今回が初めてです。