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入院中の母親の点滴に“水に溶かした粉末サプリメント”を注入 血液に細菌入って母親死亡 62歳の息子を傷害致死の疑いで逮捕

CBCテレビ / 2024年12月4日 17時47分

CBC

入院中の母親の点滴に、異物を注入して死亡させた傷害致死の疑いで、62歳の息子が逮捕されました。

逮捕されたのは、名古屋市南区に住む無職・伊藤直行容疑者(62歳)です。

警察によりますと、伊藤容疑者はことし8月上旬、名古屋市内の病院に入院していた母親の晴代さん(当時85歳)の点滴のボトルに、複数回にわたって、水に溶かした粉末のサプリメントを注射して死亡させた傷害致死の疑いが持たれています。

晴代さんは血液に細菌が入ったことで2週間ほど経った8月23日、誤嚥性肺炎で死亡しました。

サプリメントは免疫力の向上を謳っていて、本来は経口摂取するものでしたが、伊藤容疑者は犯行前に医師に「点滴に混ぜたい」という趣旨の相談をしていて、医師が危険だと伝えていたということです。

警察の調べに対し、伊藤容疑者は「やったことは間違いないが、なんで菌が入ったのか分からない」と一部否認しているということです。

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