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「大葉」や「八丁味噌」を使って世界的なヒット商品に! “にっぽんの宝物”初めての愛知県予選 全国大会選出の商品は?

CBCテレビ / 2024年12月16日 18時19分

CBC

世界的なヒット商品を発掘できるか…近年注目されている「にっぽんの宝物」というプロジェクトの愛知県予選が先週、初めて行われました。愛知県を代表して全国大会進出を決めた商品を取材しました。

「にっぽんの宝物」は地域に眠る食品や工芸などを発掘して、全国や世界レベルの商品に育てていこうというプロジェクト。

地方大会を勝ち抜いた逸品が集まる全国大会で、上位に入賞してから売上が100倍になった事業者もいたといいます。

そんな大注目の「にっぽんの宝物」ですが、愛知県予選が初めて行われることになったんです。

八丁味噌を使ったスイーツ 3種類の味と食感が楽しめる?

初開催の愛知県予選には、3部門にあわせて13組がエントリー。プレゼンや試食などで審査が行われました。全国大会には進むのは各部門の上位2位まで。世界的にヒットするかもしれない注目の商品は…

「調理・加工」部門のグランプリは、刈谷市の洋菓子店「オヴアール」がこの予選のために開発した「ブリュレあいちクリーム」。スイーツには愛知の特産八丁味噌パウダーが入っていて、その風味を生かせるよう、臭みのない特別な卵も使われています。

(オヴアール 池浦友理恵さん)
「地域の特産を生かしたスイーツがあまりなかったので、地域のお店として地域ならではの“あいちの宝”を使用したスイーツを作りたいと思った」

このスイーツ、まずはプリンとしてそのまま食べて、次はかき混ぜてクリーム状にして味わい…最後はこれまた八丁味噌パウダーを使った「アメ」をかけて、3種類の味と食感の違いを楽しめます。審査員からの評価も…

(審査員)
「審査員 満場一致でした。本当においしかった。自慢の愛知のお土産にしたい」

1瓶に大葉約220枚 「素材・調味料部門」は…

さらに「素材・調味料部門」の準グランプリは、豊橋市で半世紀以上続く大葉農家・州田園の大葉塩。

(州田園 彦坂由美さん)
「続けていて良かった。いろんな人に助けていただいて…涙が出てきちゃった」

大葉は愛知が全国一の生産量を誇りますが、少し葉が欠けていただけで売り物にならず廃棄されてしまいます。

この商品には「食べられるのに売れなかった」大葉が1瓶あたり約220枚使われていて、多い時には月に100本以上売れるそうなんです。

(州田園 彦坂由美さん)
「形が悪い。欠けている。穴が開いている。食べられるのに売れない物が多くて悔しい。生産農家だからできる、ぜいたくな商品にしました」

うずらの卵や生チョコにかけて試食した審査員からは…

(審査員)
「大葉と塩のシンプルな組み合わせだが、発想がなかったので、素晴らしいなと」

「世界を目指してチャレンジしたい」

今回発掘された「あいちの宝物」は、全国や世界でヒットしていくのか?全国大会は来年2月に東京で開催されます。

(オヴアール 池浦友理恵さん)
「賞に恥じぬように、愛知のスイーツはこんなにもおいしいんだということを全国の皆さまにぜひ知っていただきたい」

(州田園 彦坂由美さん)
「全国、その先の世界を目指してチャレンジしたい。大葉の魅力を届けたい」

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