ドイツの名門バイエルン・ミュンヘンで海外挑戦2年目へ なでしこ 谷川萌々子選手(19)言葉の壁乗り越え1年目は得点王に
CBCテレビ / 2025年2月1日 6時32分
サッカー女子なでしこジャパンの新星、谷川萌々子選手。去年パリオリンピックで衝撃的なデビューを飾った名古屋市緑区出身、19歳の海外挑戦1年目を追いかけました。
(谷川萌々子選手)
「自分のことを結構特集して、YouTubeに載せてくれる方なんですけど『谷川さんは、しゃべった後に“ウフフフフ”と言うんですよ』と結構言われていて、言っちゃってたんだと最近気付き始めて、直そうって思っています。ウフフ(笑)」
最近、口癖が気になるという、なでしこジャパンの新星、谷川萌々子選手(19)。名古屋市緑区出身で19歳の谷川選手にとって、去年は海外挑戦にオリンピックと、初挑戦の連続でした。
「やっぱり言語が違うので…」
去年の1月、ドイツの名門 バイエルン・ミュンヘンと契約。期限付き移籍で、すぐにスウェーデンへ向かい、ローゼンゴードでプロ1年目を過ごしました。
(谷川選手)
「やっぱり言語が違うので、自分がしたいプレーだったり自分の考えをチームメートに100%伝えるのは難しかった」
言葉の壁に苦労しつつも、前半戦だけで10得点の活躍。
迎えた去年7月のパリオリンピックでは、強豪ブラジル戦で初出場すると…
日本を勝利に導いた「スーパーゴール」。19歳82日の得点は、なんとオリンピックの日本サッカー史上最年少記録!試合終了直後に口にしたのは、家族への感謝でした。
(谷川選手)
「小さい頃から目標としていた場所で点を決めることができたのも、一番近くで支えてくれた家族のおかげなので、(きょう)も見に来てくれて、家族の前で点を決めることができて、うれしく思います」
小学6年の時には…グランパスジュニアでキャプテン
谷川選手がサッカーと出会ったのは4歳の頃。小学6年のときには、名古屋グランパスのジュニアチームで唯一の女子選手でしたが、キャプテンに就任!
この頃からスーパーゴールでチームを勝利に導くと、超難関のサッカーエリート養成機関に合格!
順風満帆に見える谷川選手のサッカー人生の支えとなったのは、家族の存在でした。
(谷川選手・当時12歳)
「お父さんは特にサッカーの送り迎えをしてくれました。アドバイスを聞けることができたので、とても良かったです。ありがとう。お母さんは、私が一番すごいと思うのは『元気と笑顔』です。お母さんがいると、毎日がより一層楽しかったです。ありがとう。将来は、なでしこジャパンに入ってキャプテンになって、日本を引っ張っていけるプレイヤーになりたいです」
最近ハマっているのは「アサイーボウル」
「次の大会では中心選手として…」オリンピックでの戦いを終えた谷川選手は、再びスウェーデンへ。
ここでの生活も8か月が過ぎ、店での注文もだいぶ慣れてきたようです。この日注文したのは、谷川選手がハマっているという、ブラジル生まれのスイーツ、アサイーボウル。
(谷川選手)
「ちょっと疲れたときとかに、アサイーボウルで“パワーが沸く”みたいなのがあります」
当初苦労していた「言葉の壁」も今では…
(谷川選手)「for example?」
(外国人選手)「マジやばい!どうしよう!(笑)very good!! Japanese teacher」
チームメイトとの絆も深まってきた谷川選手。リーグ後半戦も決定力は衰えず、海外挑戦1年目にして16ゴールを決め得点王に!そしてチームをリーグ優勝に導きました。
(谷川選手)
「自分にとって初めての海外挑戦の中で、チームメートが本当に温かく迎え入れてくれて、リーグ優勝だったり得点王という結果を残した理由の一つだと思うので、本当に感謝しています」
年末年始は家族の元で…
そしてオフ。11月末から年始まで実家で過ごした谷川選手は、毎年家族で初詣するという地元の神社を訪れ、今後への思いを絵馬に込めました。
(谷川選手)
「けがなく楽しくサッカーができるのが一番だと思っているので、そこが上手くいけば、自然と結果も残ってくると思う」
そしてスタートした海外挑戦2年目。谷川選手は名門・バイエルン・ミュンヘンへ戻り、ことしはドイツを舞台にプレーします。リーグ後半戦は2月3日から!谷川選手の新たな挑戦が始まります。
(谷川選手)
「もっともっと海外でも日本代表としても活躍して、女子サッカーをもっと盛り上げていきたい」
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