侍ジャパン・井端監督 中日キャンプを視察 「みんなにチャンスがある」WBC2026へ熱いメッセージ

CBC

侍ジャパンの井端弘和監督が2月2日、沖縄県北谷町のAgreスタジアム北谷で行われている、中日ドラゴンズの1軍春季キャンプを視察した。3月に予定されているオランダとの強化試合に向けた挨拶と、昨年のプレミア12で投げた投手陣への感謝を伝えた。

WBCへ向け「どの選手もチャンスがある」

来年のワールド・ベースボール・クラシック（WBC）について、井端監督は「まだ1年あるので、みんなにチャンスがある」と語った。「どの選手も今シーズンいい成績を出してほしい」と、現役選手たちへエールを送る。

中日ドラゴンズの新体制については、「監督が代われば選手もフラットになると思う。どの選手もチャンスがある」と語り、怪我なく良いシーズンを送ることへの期待を示した。

注目の若手投手たちへの期待

昨年、球団記録を更新する防御率1.38で、最優秀防御率のタイトルを獲得した髙橋宏斗投手については、「今シーズンさらにレベルアップしてほしい。シーズン怪我無く終えてもらって来年のWBCに来てもらえればと思う」と、代表での活躍を期待した。

また、昨年の強化試合で先発した金丸夢斗投手についても「大学1年生から見ていて順調に伸びてきた。昨年の強化試合では代表クラスのボールを投げていた」と評価。「体が万全であればチャンスはある」と、代表入りへの期待を隠さなかった。

中日ドラゴンズへの協力要請

井端監督は中日の井上一樹監督とも会話を交わし、「今年の侍ジャパンの流れと、来年のWBCへの協力をお願いしますということを伝えた」と明かした。新生ドラゴンズの活躍と、日本代表チームへの貢献を期待する井端監督。その視線の先には、世界一奪還への強い思いが感じられた。