【大雪情報】週末にかけて“今季最強寒波”襲来 大雪に警戒を 日本上空に“居座り”影響長引く可能性 北陸地方では降雪量100㎝予想

CBC

この冬一番の強い寒気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定な状態が続いています。気象庁は6日にかけて、北日本～西日本で大雪に警戒するよう呼びかけています。

この“今季最強寒波”は、数日にわたって日本付近に居座る予定で、広い範囲で長時間大雪や大荒れ、大しけが続くおそれがあります。

まず、寒気の予想です。

上空1500m付近で－6℃以下の寒気は、平地でも雪になる目安の寒気で、すっぽりと日本列島を覆っています。

今回の寒波は「長い」のが特徴で、大雪のピークは6日にかけてですが、週末まで日本の上空に居座る可能性があります。

また、平地でも大雪になる所がある見込みで、現段階で出ている雪と雨のシミュレーションでは、JPCZ（日本海寒帯気団収束帯）が北陸にかかり、活発な雪雲が流れ込みやすくなります。この雲の帯がかかると、積雪が急増し、災害級の大雪になってもおかしくありません。

【雪の予想】
4日午後6時～5日午後6時までに予想される24時間降雪量（多い所）
・北海道地方　　　　　　５０センチ
・東北地方　　　　　　　８０センチ
・北陸地方　　　　　　１００センチ
・東海地方　　　　　　　８０センチ
・近畿地方　　　　　　　７０センチ
・中国地方　　　　　　　５０センチ
・四国地方　　　　　　　４０センチ
・九州北部地方　　　　　５０センチ
・九州南部　　　　　　　２０センチ

5日午後6時～6日午後6時までに予想される24時間降雪量（多い所）
・北海道地方　　　　　　５０センチ
・東北地方　　　　　　　７０センチ
・北陸地方　　　　　　１００センチ
・東海地方　　　　　　　７０センチ
・近畿地方　　　　　　　５０センチ
・中国地方　　　　　　　５０センチ
・四国地方　　　　　　　２０センチ
・九州北部地方　　　　　３０センチ
・九州南部　　　　　　　　５センチ

6日午後6時～7日午後6時までに予想される24時間降雪量（多い所）
・北海道地方　　　　　　４０センチ
・東北地方　　　　　　　７０センチ
・北陸地方　　　　　　　７０センチ
・東海地方　　　　　　　４０センチ
・近畿地方　　　　　　　３０センチ
・中国地方　　　　　　　５０センチ
・四国地方　　　　　　　２０センチ

7日以降も北日本～西日本の日本海側を中心に大雪が続き、積雪がさらに多くなる見込みです。

気象庁は、大雪や暴風雪、高波に警戒し、着雪やなだれに注意するよう呼びかけています。