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「人違いで男性襲った」バットの様なもので複数回殴って殺害しようとした大学生の男(21) 高校の同級生と間違えたか 初公判で起訴内容認める

CBCテレビ / 2025年2月4日 16時30分

CBC

2023年、名古屋市の路上で男性の頭などをバットの様なもので殴って殺害しようとした罪に問われている男の初公判が開かれました。検察側は被告は「人違い」で男性を襲ったと主張しました。

殺人未遂の罪に問われているのは、当時東京都に住んでいた大学生の松下直寛被告21歳です。

起訴状などによりますと松下被告は2023年12月、名古屋市中川区の路上で前を歩いていた当時22歳の男性を殺害しようと、バットのようなもので頭などを複数回殴った罪に問われています。男性は頭の骨を折るなどの大けがをしました。

4日、名古屋地裁で開かれた裁判員裁判で、松下被告は裁判長に「起訴内容に間違いがあるか」と問われると、「ありません」と認めました。

続く冒頭陳述で検察側は「松下被告は高校の同級生と間違えて男性を殴った」と指摘しました。

東京から夜行バスなどを乗り継いで名古屋へ

検察側は、松下被告が高校時代に同級生とトラブルになり、その後、大学受験にも失敗。受験がうまくいかなかったのは同級生に原因があると一方的に考えるようになり、父親に「高校の同級生が憎い。殺したい」と話していたなどと指摘しました。

松下被告は東京から夜行バスなどを乗り継いで同級生の住む名古屋市中川区の駅の近くで待ち伏せ、現れた別の男性の後をつけ、人違いで男性を殴ったといいます。

一方の弁護側は起訴内容に争いはないとしたうえで、松下被告は高校時代、複数の同級生による「いじめ」を受けていたと指摘。

いじめを原因に統合失調症を患い、現在松下被告が専門病院で入院治療中であることや、犯行当時の記憶が戻っていないことを説明し、再犯防止にふさわしい判決を求めると主張しました。

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