【大雪情報】愛知も週末は雪に注意 “警報級”の雪降り続く岐阜 観光地では外国人観光客のアクシデントも

CBC

今シーズン一番の強い寒気の影響で、東海地方は6日にかけて大雪の恐れがあり、引き続き警戒が必要です。

大雪への警戒が続く岐阜県。世界遺産・白川郷で知られる白川村の積雪は、午前11時に2メートル31センチを観測。積雪が2メートルを超えたのは3年ぶりです。そして、午後3時には積雪は2メートル45センチに達しました。

駐車場と集落をつなぐ橋は中国の春節などの影響で、1月末には観光客でぎっしりでしたが、5日は閑散としていました。

多くの観光バスが利用する駐車場は使用できず、懸命な除雪作業が行われていました。

外国人観光客のレンタカーが雪に…

（香港から）
「ウエディングフォトを撮りにきた。寒い。美しい写真を撮りたかった。だから寒さと闘っている」

雪が降りしきる世界遺産の集落。アクシデントに見舞われた人も…。

外国人観光客が運転するレンタカーです。基本的にマイカーでは入れない集落に迷い込み、タイヤがはまって身動きが出来なくなっていました。

（マレーシアから）「レスキューカーを待っています」

大雪に見舞われた観光地。危険な状況に陥らないよう慎重な行動が求められます。

岐阜県内では“スリップ事故”相次ぐ

一方、平野部の岐阜市でも朝から雪が積もり始め、午前9時に最大2センチの積雪を観測しました。

ネクスコ中日本によりますと、午前10時前、岐阜県と富山県の県境にある東海北陸道の飛越大橋付近で、ワンボックスカーによる単独スリップ事故がありました。

けが人はいませんでしたが、岐阜県内では5日、スリップが原因とみられる交通事故が正午までに100件発生、3人がけがをしました。