福島第一原発 処理水 2回目の海洋放出開始

　東京電力は１０月５日、福島第一原子力発電所にたまる処理水の２回目の海洋放出を始めました。

　福島第一原発にたまる処理水の海洋放出は風評被害を懸念する漁業者が反対する中２０２３年８月に始まり、９月１１日に初回分を終えました。

　放出後、原発周辺で採取した海水や魚の放射性物質トリチウムの濃度に異常はありませんでした。

　今回、放出予定の処理水に含まれるトリチウムの濃度も想定通りで異常は確認されず、　初回と同じ７８００トンを１７日かけて放出する予定です。