“障がい者人材の戦力化”へ…ブルースターマーケティングが挑むSDGs

　私たちが日々の仕事で充実を感じること、それは「やりがい」です。

白藤浩司 代表取締役社長
「私たちは、障がいを持つ方も企業の戦力になれるように、意欲ややりがいを大切にしながらサポートをしている”仕事応援団”です！」

　障がい者人材の戦力化を目指して、就職・転職支援サービスを行っている「ブルースターマーケティング株式会社」。

白藤浩司 代表取締役社長
「ブルースターマーケティングでは、障がい者人材の戦力化をテーマに、民間企業と障がい者の方を結びつけるビジネスを展開している会社です」

　ブルースターマーケティング株式会社は、厚生労働省から事業認可を受けた、障がい者人材に特化した人材紹介業です。

　そのサービス内容が分かりやすいように“しごと応援団”という商標登録をとっているのだとか。

白藤浩司 代表取締役社長
「障がい者人材には、さまざまな社会的課題が問題視されています。長く安定的に仕事ができる環境をつくっていきたいという想いを込めて、“しごと応援団”というネーミングにしました」

　千葉県で初となる試みである、契約企業で働く障がい者に向けた「障がい者専用サテライトオフィス」は、心穏やかに落ち着いた環境で仕事に取り組めるようにという想いを込めて、東京湾を一望できる１８階に開設されました。

　ここでは、仕事面・健康面・メンタル面などでのフルサポートも行っています。

　仕事に不安を抱えている人に対するブルースターマーケティング株式会社ならではのサポートとは…。

武田友紀 人事部長
「弊社では、身体障がいをお持ちの方や、軽度の精神的な障がいを持つ方を中心にご登録いただいていて、登録者へのサポートをしています」

　実際にサテライトオフィスで働くときには、仕事に負荷を感じないよう個性に合わせた業務のマニュアル化や月１回のメンタルケアを実施。

　企業から委託される業務を進める中で困ることやフローをヒアリングしてからマニュアルを作成することで、障がい者が作業する時に迷わず作業できる環境づくりを行っています。

　さらに、提携団体の協力のもと、身だしなみやビジネスマナーのセミナーを開催するなど、仕事への準備やスキルアップなどのサポートも充実しています。

　現在、サテライトオフィスは千葉市のみですが、今後は神奈川県、埼玉県などにも同様の設備を設ける予定とのことです。