東日本大震災から13年 中学生らが防災体験で“共助”学ぶ/千葉県
チバテレ+プラス / 2024年3月11日 18時15分
東日本大震災の発生から13年を迎えた3月11日、千葉県習志野市の中学校では防災体験の授業が行われ、生徒らは地域と協力し助け合う「共助」の大切さを学びました。
習志野市立第二中学校で開かれた防災体験授業には1年生約190人が参加し、市危機管理課や消防本部の職員らが講師を務めました。
生徒らは仮説ベッドを組み立てたり簡易トイレの使い方を教わったりして、いざという時に避難所の設営や運営に率先して協力できるよう学びました。
このほか火災を想定して消火器での初期消火の訓練や、煙を吸わないよう身をかがめて煙の中を進む訓練などを体験し、防災に対する理解を深めた様子でした。
習志野市によりますと、東日本大震災により市内では液状化現象による住宅被害が多く発生し、津田沼駅周辺では少なくとも2000人以上が帰宅困難になったということです。
第二中学校では今後も防災教育を続けていきたいとしています。
生徒は―
「ベッドの組み立て方を貴重な体験として学べたので、(避難所運営の際は)初めての人や分からない人に優しく教えて、みんなで協力していきたい」
「(3月11日は)経験していないからあまりわからないが、高齢の方や親は大きな日としてとらえていると思うので怖さとかは正直あまりわかっていないが、同じように大きな日としてとらえていきたい」
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