千葉県東方沖で地震相次ぐ スロースリップ検出 気象庁「日頃の備えを」
チバテレ+プラス / 2024年3月11日 21時55分
千葉県東方沖では、2月末から地震が相次いでいます。
この地域は過去にも1週間から数か月程度、活動が活発になったこともあり、気象庁は「日ごろの備え」を呼びかけています。
銚子地方気象台 南海トラフ地震防災官 伊藤利雄 さん
「2月26日から千葉県東方沖で地震活動が活発になっています」「千葉県東方沖を中心とした領域ではマグニチュード5前後の地震が発生してから、1週間~数か月程度、地震活動が活発になることがこれまでにも時々起きている」
気象庁によりますと、2月26日以降、千葉県東方沖とその周辺では震度1以上の地震が42回観測され、このうち震度4は4回観測されています。
この地域では1996年以降で6回地震活動の活発化がみられ、2007年の活動では震度5弱を観測しました。
国土地理院は房総半島沖で、プレートの境界がゆっくり滑る現象の「スロースリップ」が検出されたと発表し、これが相次ぐ地震を誘発しているとみられるとしています。
銚子地方気象台 南海トラフ地震防災官 伊藤利雄 さん
「この地域は ばらつきはありますが、5年前後に1回くらいの頻度で地震活動の活性化が確認されていて、その場合は1週間~3か月程度活発な地震活動が続いている」 「地震はいつどこで起きるか分からない。家の中では家具の固定をする、棚からものが落ちてこないようにする、備蓄品・非常持ち出し品の準備など、日ごろからの地震への備えを再確認してほしい」 「強い揺れが発生した場合には身の安全を図るようお願いします」
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