銀行も入行式 新入行員が第一歩／千葉県

　千葉県内の銀行で入行式が行われ、新入行員たちが社会人としてのスタートを切りました。

　千葉銀行では、２４１人の新入行員を前に米本努頭取が挨拶し、２０２３年に国から受けた業務改善命令に触れ、「ご心配をおかけしました。その中で入行を決意頂いたことを心から感謝しています」と述べました。

　そして、「きょうからはプロ意識を持って任された仕事、日々の仕事に一つひとつ全力で取り組んで下さい」と呼びかけました。

　新入行員たちは約２週間の研修を受けた後、それぞれの配属先で本格的な社会人生活をスタートさせます。

　新入行員は―
　「すごく気が引き締まった。漠然とした不安を抱いていたが（頭取らの）話を聞いて、これから自分でやりたいと考えていたことを思い切ってやっていこうという気持ち」「与えられた仕事を着実にこなし経験を積んで、あなたで良かったと選んでもらえる行員になりたい」

　また、京葉銀行でも入行式が行われ、熊谷俊行頭取が「自分らしく挑戦し、成長していってほしい」と挨拶すると新入行員を代表して土岐瑞葵さんが「何事にも挑戦する姿勢と感謝の気持ちを忘れず主体的に業務に励んでいきたい」と決意を述べました。

　そして、辞令が交付されると、１０５人の新入行員一人ひとりが緊張した面持ちで配属先の記された辞令を受け取っていきました。

　新入行員は―
　「これから社会人になれることをうれしく思うし、まだ不安な部分もあるが頑張りたい」「千葉県に還元できるのが千葉の地方銀行の強みだと思うので、生まれ育ったまちや千葉県に対して恩返しとして盛り上げていきたい」