「交通事故の未然防止に全力を」出動式

　４月６日から「春の全国交通安全運動」が始まります。

　これを前に千葉県船橋市では４日、出動式が行われ、警察官らがドライバーや歩行者に交通安全を呼びかけました。

　出動式には、市内２つの警察署の警察官や地域の交通安全協会、それに船橋市の松戸徹市長らが参加しました。

　警察を代表して船橋警察署の鏑木秀樹署長は、「入園・入学時期は子どもの交通事故が増加する傾向にあり、パトロールを強化するなどして、交通事故の未然防止に全力をあげていく」と決意表明しました。

　その後、県警音楽隊の演奏に合わせて地元の小学校の児童たちがダンスを披露し、警察官らが反射材などを配って交通安全を呼びかけました。

　警察によりますと、船橋市内では２０２４年に入ってから４月３日までに２００件以上の交通人身事故が発生していて、すでに２人が亡くなっているということです。

船橋警察署　長谷川幸喜　交通課長
「４月６日から春の全国交通安全運動が開始される。ドライバーの皆様は歩行者優先の意識と思いやり・譲り合いの精神で運転を心がけてほしい」