ＪＲ京葉線ダイヤに千葉市長「早く再検討案を」

　ＪＲ東日本の社長が京葉線のダイヤについて２０２５年度の改正を待たず対応する可能性を示したことを受け、千葉市の神谷市長は「ダイヤの再検討の内容を早くお示し頂いて利用者の不満を解消して頂きたい」と述べました。

　ＪＲ京葉線は３月から通勤時間帯、朝の２本を除き、快速を全て各駅停車に切り替えるダイヤ改正を行いました。

　利便性の低下を懸念する沿線の自治体などは反発し、ダイヤを元に戻すよう要望しています。

　京葉線のダイヤ再改正について、ＪＲ東日本の喜勢社長が「一定の成案ができたら来年度のダイヤ改正を待つまでもなく、柔軟に対応する」と発言したことを受け、千葉市の神谷市長は、４月１１日の記者会見で次のように述べました。

千葉市　神谷俊一　市長
「会社全体として検討していると言えると思うので、前向きに受け止めさせていただいている。ダイヤ改正で不便を感じている方も相当程度いると思っているので、ダイヤ再検討の内容を早くお示しいただいて利用者の不満を解消していただきたい」

　一方、熊谷知事は１１日の定例会見で、次のように述べました。

千葉県　熊谷俊人　知事
「来春のダイヤ改正を待たずに早期に見直ししてほしいということを言ってきたので、自治体や住民に配慮する形で見直しの必要性に言及されたことを前向きに受け止めたい」