小学生の歩行中事故 5割が登下校中 千葉県

　千葉県内で２０２３年までの５年間に、歩いている最中に交通事故に遭い亡くなったり、けがをしたりした小学生は９７０人余りで、このうち約半数が登下校中だったことがわかりました。

　県警によりますと、県内で２０２３年までの５年間に歩いている最中に交通事故に遭い、亡くなったりけがをしたりした小学生は９７４人で、そのうちの約半数は登下校中でした。

　また、全体の半数近くにあたる４６５人が１年生と２年生でした。

　事故が集中したのは、午前７時ごろや午後２時から５時のいずれも登下校の時間帯でした。

　新学期が始まり、学校生活に慣れる６月から７月にかけて小学生が関係する事故は増える傾向にあります。

　県警は、車のドライバーに対し通学路などでの左右の安全確認を訴えるとともに、子どもには、道路を渡るときは「止まる・待つ・見る」を心がけてほしいと呼びかけています。