通勤時間に直撃 千葉県の雨ピーク超える イベント担当者からは安堵の声

通勤時間に直撃　千葉県の雨ピーク超える

　５月３１日の千葉県内は台風１号から変わった温帯低気圧の影響で、未明から朝にかけて雨脚が強まりました。
　ただ、昼前には雨のピークは越えました。

　台風１号は３１日午前３時に日本の南で温帯低気圧に変わりました。

　ただ、低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んだため、県内では、太平洋側を中心に大気の状態が不安定となりました。

　千葉市内では、降りしきる雨が通勤や通学をする人たちを直撃しました。

記者リポート
「午前７時半ごろのＪＲ千葉駅前です。大粒の雨が地面を打ちつけています。ただ、風はあまり感じられません。ご覧の通り足早に通勤・通学する人の姿が多く見られます。」

　一方、いすみ市の海水浴場では一時的に横殴りの雨が降ったり、海上では白波がたったりする様子が見られました。

　ただ、昼前には雨のピークは越え、千葉市内で予定されていた屋外イベントも規模を縮小して開催されました。

千葉国道事務所　中岡慎　課長
「午前中には雨が上がる予報だったので、何とか晴れて欲しいなという気持ちで朝はいました。みんなの思いが通じたのではないか」

　イベントは、パラスポーツの体験やキッチンカーなど、国道の歩道上に市民らが楽しめる場を作り出すもので、あす６月１日は予定通り開催されるということです。