1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

南鳥島周辺海域に75年分のレアメタル 25年度中に引き揚げの実証試験実施へ

チバテレ+プラス / 2024年6月21日 21時55分

南鳥島周辺海域に75年分のレアメタル 25年度中に引き揚げの実証試験実施へ

 東大などの研究グループの調査で南鳥島周辺の日本の排他的経済水域=EEZには、希少金属のレアメタルを含む鉱物が高密度で分布していることがわかりました。

 この調査は、日本財団と東京大学が小笠原諸島の南鳥島周辺海域を対象に海底鉱物資源開発の商業化を目指して行いました。

6月21日に都内で調査の結果を発表し、日本最東端の南鳥島周辺の海底100キロ平方メートル四方には、電気自動車などのハイテク製品に使われているレアメタルを含むマンガンノジュールが高密度で広範囲に分布していることが判明しました。

 実際に引き揚げられたマンガンノジュールにはレアメタルのコバルトやニッケルなどが豊富に含まれていて、推定される資源量はコバルトが日本の消費量の75年分、ニッケルが11年分に相当するということです。

 2025年度中に、1日で数千トンのマンガンノジュールを海底から引き揚げる実証試験を実施する予定です。

 日本財団 笹川陽平会長「日本・無資源国という中で我々の排他的経済水域の中でこのような宝物が眠っていた。日本のこれからの経済発展、経済安保、安全保障の立場から私はすばらしい可能性を見つけ出して頂いたと思う」

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください