千葉県議の所得公開 平均1858万円で前年比158万円増加

　千葉県議会議員の２０２３年１年間の所得の報告書が公開されました。１人当たりの平均は約１８５８万円でした。

　県議会議員の所得報告書は、資産公開条例に基づいて公開されるものです。

　対象は２０２３年１年間を通して議員だった人で、２０２３年４月の県議選で初当選した人や返り咲いた人は対象でない一方、２０２４年に入ってから辞職した人などは含まれています。

　チバテレの集計によりますと、所得公開の対象６９人の県議の１人当たりの平均所得は１８５８万円で、前の年からは１５８万円増えました。

　２０２３年１２月に支給された、期末手当が０．１か月分引き上げられたことが要因の一つと考えられています。

　主な会派別の平均は、自民党が２１４３万円、立憲民主党が１４４９万円などとなっています。

　個人で最も所得が多かったのは、自民党の小高伸太氏の２億１２０１万円、次いで同じく自民党の木下敬二氏、そして、２０２４年４月に県議を辞職した、茂原市長の市原淳氏と続きました。

　一方、知事や市長の所得報告書も公開されていて、このうち熊谷知事の所得は２４６４万円、千葉市の神谷俊一市長は、２０８４万円でした。