千葉県の芸術家県立美術館で特別展 県内出身の芸術家が手掛ける

　千葉市にある県立美術館では開館５０周年を記念して県内出身のアーティストが手掛けた特別展が開かれています。

　 特別展「海風」は県内出身のアーティスト五十嵐靖晃さんが手掛けたもので、県立美術館には、千葉市周辺の海を想起させる作品が５点展示されています。

　こちらは美術館の展示空間を生かして海の表面を表現した作品で、さまざまな濃淡の藍色に染められた糸、約６００本を組み合わせて作られています。

　一方、満天の星空を表現したこちらの作品は、地域住民から一般公募で集められた糸玉を星に見立てており、糸玉を巻いた人の個性が表れています。

　特別展「海風」は９月８日まで開催され、期間中は千葉市中央区の「さんばしひろば」などでも五十嵐さんによる他のアートを楽しむことができます。