「ふなばし市民祭り」花火大会中止 花火の燃えカス被害防げず 千葉県船橋市

　２０２３年、６万人を集めたふなばし市民まつりの花火大会が、２０２４年は中止となりました。

　会場周辺の花火の燃えカス被害を防げず、対応策を検討しましたが、別の会場も確保できず断念しました。

　新型コロナなどの影響で中止が続いていたふなばし市民まつりの花火大会は２０２３年、４年ぶりに開催され、約４千発の花火が打ち上がりました。

　市民ら約６万人を集めた一方で、会場の船橋港親水公園周辺では、花火の燃えカスが、停泊するプレジャーボートを損傷させる被害が発生しました。

　このため、市民まつりの実行委員会が対応策を検討し、別会場での開催を目指しましたが、代わりの場所は見つからず、２０２４年９月に予定していた花火大会の開催を断念したということです。

　市民まつりの実行委員長を務める船橋市の松戸徹市長は7月12日の記者会見で、来年の開催について次のように述べました。

　船橋市 松戸徹 市長
　「例えば花火のやり方をどうするか検討するということはありえる。ほかの形で楽しめるものはないか早急に検討し、来年度どうするかはなるべく早いうちに結論を出したい」