江戸時代から続く約300年の歴史 佐原の大祭夏祭り開催 千葉県香取市

　約３００年続く関東三大山車祭りのひとつ、「佐原の大祭夏祭り」が７月１２日から始まりました。

　古い街並みが残る香取市佐原に江戸時代から伝わる「佐原の大祭」。その文化的価値は世界的にも高く評価され、ユネスコ無形文化遺産に登録されています。

　初日の１２日は大きな人形を乗せた１０台の山車を町内で自由に引き回る「乱曳き」が行われました。

　あいにくの空模様で山車は雨よけを被った姿となりましたが、若衆たちは「佐原囃子」や太鼓の音色に合わせ、雨にも負けない気合の入った掛け声を響かせながら、重さ４トンにもなる山車を力いっぱい引いていました。