小湊鉄道 人手不足で9月まで減便へ

　運転士の人手不足を理由に、小湊鉄道はこの夏の期間、一部の列車を減便します。

　小湊鉄道によりますと、減便は７月２２日から９月３０日までの平日で、需要が落ち着く夕方から夜の時間帯を中心に、上下線でそれぞれ１便の減便と２つの便の運行区間の短縮を行います。

　小湊鉄道では２０２３年、運転士が退職したことなどで人手が不足していて、今回の減便は労働環境改善に向け、職員が休暇を取れるように実施するということです。

　小湊鉄道は、採用活動を随時、実施しているほか、別の職種の職員を運転士に職種転換するなどして人手不足解消に努めていますが、人材確保の状況によっては、減便期間を延長する可能性もあるとしています。