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久留里線のあり方 年内にも報告書取りまとめへ

チバテレ+プラス / 2024年7月17日 12時15分

久留里線のあり方 年内にも報告書取りまとめへ

 赤字が続くJR久留里線の久留里、上総亀山駅間の今後のあり方を話し合う検討会議が7月16日、千葉県君津市で開かれ、鉄道を含めた様々な交通手段のメリット・デメリットなどを整理した報告書を年内にも取りまとめることになりました。

 4回目となる今回の検討会議には千葉県と君津市、沿線地域の住民代表、それに有識者として大学教授らが出席しました。

 会議は冒頭を除き非公開で、会議終了後に県や君津市の担当者らが記者会見しました。

 それによりますと、今回の会議では、地域の移動ニーズを「通勤通学の一定の定時定路線的な需要」と「買物・通院などの散発的な需要」の大きく2つに分けた上で、それぞれの移動需要の満たし方について意見交換が行われたということです。

 この中で、通勤通学の場合は、鉄道よりも運行本数がより多いバスの導入や、利用者のニーズに応じて乗り降りの場所を最適化する相乗りタイプのデマンド交通などの組み合わせにより、地域の移動環境が改善される可能性があるとの認識で一致したということです。

 また、主に買物・通院で利用されるデマンドタクシーの「きみぴょん号」については、予約が取りづらいとの声が上がっているため、AIなどを導入して効率化を図り、利便性の向上を目指す方向性が確認されたということです。

 検討会議は「鉄道の存廃」が前提ではないと強調したうえで、鉄道を含めた様々な交通手段のメリット・デメリットや可能性について整理し、この地域に相応しい交通のあり方を年内にも報告書として取りまとめる方針を示しています。

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