「やなせたかし」展覧会 多彩な仕事を紹介

　「アンパンマン」の生みの親、やなせたかしさんの多彩な仕事を紹介する展覧会がいま、千葉県市川市のギャラリーで開かれています。

　「アンパンマン」の作者として知られるやなせさんは、他にも、童謡「手のひらを太陽に」の作詞や、三越の包装紙のロゴのデザインなど多方面に活躍しました。

　市川市芳澤ガーデンギャラリーで開かれている展覧会は、そんなやなせさんの多彩な仕事を「漫画」や「絵本」、「デザイン」など７つのコーナーに分け紹介しています。

　このうち「アンパンマンの変遷」では、発表当初は不評だったアンパンマンの姿が、何度も 媒体を変えて描き続けるうちにいまの姿となった変化をたどっています。

　展覧会「やなせたかし七色の世界」は９月１日まで開かれていて、担当者は、「やなせさんのアンパンマン以外の仕事も味わってほしい」と話しています。