「ひまわりベンチャー育成基金」 活力あるベンチャー企業に助成金を交付

　独創的なアイデアで新しい事業に挑むベンチャー企業に対し、ひまわりベンチャー育成基金から助成金が交付されました。

　２０２４年度上期の助成金には、４２件の応募の中から医療や教育など、それぞれの分野で有望なプロジェクトを手がけているベンチャー企業５社が選ばれました。

　交付式では、太陽光パネルで発電し貯めた電気を売電できる機能を備えた、一体型のＥＶ充電ステーションなどを開発した浦安市の「操電」や、大腸がんのリハビリで使う使い捨ての電極を初めて国産化した白井市の「ソフケン」など、合わせて５社に助成金の交付証が贈られました。

　ひまわりベンチャー育成基金の米本努理事長は「県経済と日本経済の持続的な成長には新たな需要の創出とイノベーションの推進が不可欠だ」と挨拶しました。

　ひまわりベンチャー育成基金の助成金は今回で５２回を数え、これまでに合わせて２５４件に対し総額で７億７９００万円が交付されています