成田空港の輸出額 主要港では最大の８兆２０００億円に

　成田空港の上半期の輸出額が、全国の主要な港で最も多い８兆２０００億円に上り、過去最大となりました。

　成田税関によりますと、成田空港の２０２４年の上半期の輸出額は、全国の主要な港の中で最も多い８兆２０６６億円に上り、データが残る１９７９年以降、半期としては過去最大となりました。

　主な輸出国は中国がトップで、約２兆９０００億円に上ります。

　品目別にみると、半導体製造装置が輸出額の半数以上を占めていて、２０２３年の同じ時期より５割ほど増加しました。

　特に中国での需要が伸びていて、これは中国が自国で半導体を製造する傾向が高まっているためと分析されます。

　一方、輸入額は９兆３００億円に上り、２０１１年下半期以降２６期連続の輸入超過でした。