千葉県の熊谷知事と東葛6市長 まちづくりなど意見交換

　千葉県の熊谷知事は７月２４日、柏市や松戸市など東葛飾地域６市の市長と面会し、まちづくりや地域の医療、それに道路整備などについて、意見を交わしました。

　熊谷知事と市町村長との意見交換会は、新型コロナの影響で昨年度から再開されたもので、２４日は、鎌ケ谷市、我孫子市、流山市、柏市、野田市、それに松戸市の６市の市長が参加しました。

　会議は冒頭以外非公開でしたが、人口が増加傾向にある東葛飾地域ならではのまちづくりや土地利用に関することや、小児医療や道路整備、防災対策など幅広く意見が交わされたということです。

　また、熊谷知事によりますと、全国的な人口減少への危機意識に加え、東京都に隣接するこの地域ならではの意見も上がっていたということです。

千葉県　熊谷俊人知事
「東葛飾地域は特に東京都と隣接していて福祉の支援合戦みたいなものに巻き込まれやすいので、そうした奪い合いではなく国全体としてしっかりと出生率を上げるような政策を取っていく。もしくはそれを最重要施策に位置付けていく必要があるというような話で、全国知事会などを通して国に働きかけてほしいとしっかり国に訴えていこうという相互の確認だった」