JICA海外協力隊 県内在住6人が表敬訪問 来月に派遣国に出発予定

JICA海外協力隊　県内在住6人が表敬訪問

　ＪＩＣＡ＝国際協力機構の海外協力隊として、まもなく中南米やアジアなどに派遣される千葉県内に住む隊員らが７月２５日、県庁を表敬訪問しました。

　県庁を訪れたのは、ＪＩＣＡ海外協力隊の隊員で、県内に住む２０代から５０代の６人です。

　６人はそれぞれ、ブラジルやモロッコ、カンボジアなどに１年半から２年程度、派遣されるということです。

　活動内容は、現地の教員への支援や医療体制の強化、それに運動習慣の改善など多岐にわたり、６人はそれぞれ派遣に向けた意気込みを語りました。

　これに対し熊谷知事は、「皆さんの活動が国と国との友好関係の増進に大きく繋がっていくことを期待している」と、激励しました。

　６人はいずれも８月、派遣国に向けて出発する予定です。

パラオに派遣　海外協力隊　横田美紗子 さん
「現地では教育省に派遣され、算数・数学を通して現地の教員養成に携わる予定。現地は教員の養成制度や教員免許もないような国なので、現地の先生方が少しでも教員の仕事の魅力を感じてもらえるような活動をしていきたい」