交通誘導員はねられ死亡 ひき逃げか

　７月２６日未明、千葉県柏市の国道１６号で、工事現場の交通誘導をしていた６０歳の男性が車にはねられ死亡しました。
　車は逃走していて、警察は死亡ひき逃げ事件として容疑者の行方を追っています。

　警察などによりますと、２６日午前３時半ごろ柏市松ケ崎の国道１６号で、「男性意識なし。顔面から出血」と目撃者から１１９番通報がありました。

　現場では当時、電線を地中に埋める工事を行っていて、道路上で交通誘導をしていた太田博之さん（６０）が車にはねられました。

　太田さんは、意識不明の重体で柏市内の病院に搬送されましたが、約１時間半後に死亡が確認されました。

　車はそのまま埼玉県方向に逃走したとみられ、警察は死亡ひき逃げ事件として容疑者の行方を追っています。

　現場は片側２車線で、事件当時、工事のため１車線を規制し、太田さんら７人で車の誘導をしていたということです。