習志野市が要望書提出 ＪＲ京葉線ダイヤ再改正巡り

習志野市・要望書を提出　京葉線ダイヤ再改正巡り

　ＪＲ京葉線のダイヤ再改正を巡り、千葉県習志野市は７月２９日、ＪＲ東日本に対し、新習志野駅への「停車本数の充実」などを求める要望書を提出しました。

　２０２４年９月のＪＲ京葉線のダイヤ再改正を巡り、習志野市は、事前に相談の機会が無かったことや、新習志野駅に停車する各駅の減便などから、「反対」を表明していました。

　習志野市の遠藤良宣副市長らは２９日、ＪＲ東日本千葉支社に「停車本数の充実」や「経緯を踏まえた公平な説明」を求める要望書を提出後、次のように述べました。

習志野市　遠藤良宣 副市長
「習志野市民、新習志野駅を使う客が不利益を被ることに、市の代表の首長として ものを申していくことが重要。（ダイヤ再改正）発表の２日前に、最後通告的に“こうなります”“ご理解ください”ではなく、大事なのは ここに至るまでの背景、丁寧な説明が欠けていたのではないか」

　市によりますと、要望書を受け取ったＪＲ東日本側は、「総合的な調整の結果。沿線の市には理解していただきたい」といった趣旨の説明があったということです。