千葉県内有効求人倍率 ６月は０．９８倍 ９か月連続で１倍下回る

県内有効求人倍率　６月は０．９８倍

　職を求める人１人あたりに対し企業からどれだけの求人があるかを示す、６月の千葉県内の有効求人倍率は０．９８倍で、９か月連続で１倍を下回りました。

　千葉労働局が７月３０日に発表した６月の県内の有効求人倍率は０．９８倍で、前の月よりもわずかに上昇しましたが、９か月連続で１倍を下回りました。

　産業別にみると、「情報通信業」でＤＸやＩＴ化の流れを背景にシステムエンジニアの求人が増えた一方で、多くの産業で求人が減少しています。

　これについて、千葉労働局はどの業種も人手不足が続いているものの、原材料の高騰や賃金の上昇などで求人にまで手が回らない状況だと分析しています。

　県内の雇用情勢については、「持ち直しの動きに弱さがみられる」に８か月連続で据え置いています。