海外から持ち込み禁止 職員が呼びかけ 成田空港

　夏休みに海外旅行などに行く空港利用者に、海外から日本に持ち込めない動植物や畜産物などを周知する広報キャンペーンが７月３０日、成田空港で行われました。

　広報キャンペーンは、成田空港の出国フロアで行われ、厚生労働省の空港検疫所のほか、農林水産省の動物検疫所と植物防疫所の３つの機関から合わせて約４０人の職員が参加しました。

　職員らは、海外に出国する旅行客らにチラシを配って、国内へ持ち込めない動物や果物、肉製品などを帰国時に無断で持ち帰ってこないよう注意を呼びかけました。

　成田空港では東南アジアから食用ネズミなどの肉製品を持ち込む人が増加傾向で感染症の危険性が高まっているということです。

　動物検疫所　旅具検疫第２課 粕谷和史 課長
　「せっかく海外で楽しい思い出があるだろうから規制の内容をしっかり理解して、（規制されているものを）持ち込まないようにお願いしたい」